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浮気調査結果を突きつければ円満復縁?そんなに簡単じゃありません。

東京・飯田橋の浮気調査アクアです。

「最近、夫の様子がおかしい……」そう思って浮気調査を依頼しようかどうか悩んだ時、まずはネットで情報を集める方が多いのではないでしょうか。

検索をかけると浮気調査に関する知識、体験談がたくさん出てきますし、中には

「浮気調査で証拠を掴めたからそれを夫に突きつけたら、浮気相手から慰謝料取れたし夫も家族の元に帰ってきました!」と謳うサイトもあります。

ですが、現実はそう簡単にいきません。

この記事では、浮気調査結果を突きつけるだけでは円満な復縁が出来ないワケをしっかり説明します。

その上で、浮気調査をどのように活用するのがいいかもお伝えします。

浮気調査は夫の愛情を取り戻すどころか冷めきらせてしまう

まず、冒頭で述べたような「浮気調査の結果を突きつければ円満解決」なんてシチュエーションはあり得ません。

浮気を理由に離婚したいのであれば、浮気結果を突きつけても問題ありません。

しかし、浮気してる夫を改心させ、円満に解決したい場合はそうはいきません。

なぜなら、証拠を突きつけた時点で「金をかけてこんな調査までしやがって」と夫から憎しみに近い感情を抱かれてもおかしくありませんし、愛情を冷め切らせる最後の一押しにすらなりかねません。

調査をすること自体は悪いことではありませんが、それを切り札に家族の元に帰ってきてほしいと言っても夫は反発するだけです。

いわば、相手の弱みをダシにこちらの要求を押し通そうとしている状況です。

さらに、慰謝料を請求された浮気相手の女性は夫に泣きつくことが考えられるので、むしろ二人の結束を高めるのに一役買ってしまうことにも繋がります。

そのせいで奥さんVS夫、浮気相手の構図になってしまうと非常に厄介なことになります。

つまり、離婚ではなく円満な復縁を望む場合は浮気の証拠を突きつけてはいけないのです。

浮気調査は夫の心を知り、取り戻すために活用すべき

「浮気の証拠を突きつけてはいけないんだったら、調査する必要はあるの?」と思うかもしれませんが、復縁目的であっても浮気調査はする必要があります。

浮気の証拠を掴む=夫に突きつけるためだけ、といった風潮がありますが浮気調査の目的は他にもあります。

一つは決定的な浮気の証拠を掴むためですが、「なぜ浮気したのか」「どんな相手なのか」「浮気相手に何を求めているのか」、これらのことをプロファイリングするのも浮気調査の重要な目的になります。

浮気の真相が分かれば傾向と対策を考えることができます。

単に夫を懲らしめるためではなく、夫の心を知って取り戻すために浮気調査をすべきでしょう。

実例から学ぶ「浮気をした夫の心を取り戻すための接し方」

ここで、実際に浮気調査によって夫が浮気している証拠を手に入れたものの、そこからどうすればいいか相談なさった方の例を見ていきます。

他社で浮気調査を終えた奥さんから「この調査資料はどのように使えばいいか」と相談されました。

夫は浮気を認めていないものの、半分開き直っていたのかバレバレの嘘をつくようになっていました。

奥さんは離婚を考えておらず、浮気をやめさせたい、という思いでひとまず調査を依頼していたのです。

アクアに相談した段階で奥さんはまだ浮気調査をしたことを夫に伏せていたため、絶対に調査結果を突きつけてはいけない、と伝えました。

調査資料からは夫が浮気相手に精神的に依存していることが判明していました。

そのため、家庭内での夫への接し方を変えるよう提言しました。

夫との関係は冷え切っていて家事も何もやらなかったり娘のことでしか話さなくなっていた現状を変えるため、まずは奥さんから夫に謝らせました。

しかし、謝罪だけでは夫の態度は全く変わりませんでした。それはある程度想定していたので次の手段に移りました。

それは、夫の誕生日を娘と一緒に祝うことです。ちょうど夫の誕生日が近く、ここ数年祝ってあげていなかったと聞いていたので娘の協力を得て祝うよう勧めました。

高校に通う娘も父親の浮気に勘付いており、気持ちが離れていましたが奥さんに説得してもらい、「お父さんが大好きです」と手紙を書いてもらいました。

この手紙が思った以上に効き、夫は反省してついに自分から浮気を認めて浮気相手と別れると言い出したのです。

このように、浮気調査の結果を活用したうえで家庭内での接し方を変えることで証拠は突きつけずに浮気を反省させることができるのです。

浮気の証拠は使うタイミング次第で効果が大きく変わってくる

上の実例から分かる通り、浮気調査をしたらまずはその結果を分析に使いましょう。浮気の根本的な原因を知って初めて円満に解決させるための一手を講ずることができるのです。

ただし、浮気の事実だけをまとめられた報告書を渡されても分析はできません。夫の心情を汲み取れるところまでを調査できるスキルがある会社を見抜き、依頼することが大事になります。浮気調査の依頼をするときは料金の安さだけにとらわれず、そのような技量がありそうかどうか気をつけてみてください。

そして、もし慰謝料請求を希望する場合は夫婦仲が改善したタイミングで浮気の証拠を相手に突きつけましょう。

このように、「浮気調査の結果を突きつければ解決!」と謳ってるサイトや話は簡単に信じてはいけないということがわかりました。

浮気調査をこれから依頼したいけどどこに頼めばいいかわからない、浮気の証拠は揃っているけれどどう動くべきかわからない、という方は一度アクアへご相談ください。