東京・飯田橋の浮気調査アクアです。
息子の浮気調査を検討するシチュエーション、というのは案外多く聞かれます。
親が直接息子の浮気に気づくというよりも、奥さんが浮気を疑い、旦那の両親に話すというケースが一番多いです。
もしくは、息子が親に「奥さんと別れたいと思っている」と直接話してくるケースもあります。
今回は、このような状況になった場合に親はどのような行動をとればいいのか、一つずつ解説します。
1.息子の奥さんから浮気の事実を告げられた場合
自分の親は不安にさせたくないから旦那の親に話す、というケースが圧倒的に多いです。そこで両親は浮気に対するアンテナを張り始めることになります。
最初にすべきことは証拠集め
まず、絶対にしてはいけないことは息子に「お前浮気してんのか」と問い詰めることです。
離婚するしないではなく、きちっと息子と浮気について話すためには言い逃れができない状況を整えてからでないと息子も本音で話しません。
そもそも、ストレートに聞いてしまうとそれ以降息子としっかり話すチャンスがなくなってしまいます。
そのため、浮気調査会社に依頼しないにしても、まずは何かしら証拠を揃えるべきです。
浮気の証拠は「離婚するための」とか「慰謝料を取るため」の切り札と考える人も多いですが、何よりも「事実を元に相手と話をするため」に大事なものだと認識しましょう。
息子が浮気を認める証拠って何?
息子が実際に浮気している場合、あなたは何を知りたいですか?
1.相手がどこの誰なのか
2.いつ頃から付き合っているのか
3.相手との関係性の深さ
4.これからどうしようと思っているのか
これらが話し合いをする上で知っておくべき内容ですよね。
1.相手がどこの誰なのか
会社の同僚、友達の紹介、出会い系サイト、かつての同級生……
いろんな可能性が考えられます。どこで知り合った人なのかどうかはLINEのやりとりでかなり見えてきます。
ただし、どこに住んでいるのか、どこで働いているのかといった素性まではなかなか見えてきません。この辺りは浮気調査の依頼を視野に入れましょう。
2.いつ頃から付き合っているのか
これはLINEのやりとりで十分知ることができます。
3.相手との関係性の強さ
これもLINEで推測することができます。
愛情表現だったり、どこで何をしているのかを会話の内容から知ることができます。
上3つの項目に関してはLINEで見れそうであれば見てしまいます。
LINEにパスワードがかけられて見られない、もしくはトーク履歴が消されていて確認できない場合は浮気調査で状況証拠を揃え、話し合いの場でLINEを出させる必要があります。
そこで初めて浮気相手との付き合いの全容が判明します。
ただし、
4.これからどうしようと思っているのか
これはLINEでは見えてきません。
離婚の話が出ていたとしても、本音とは限りません。
浮気相手の気を引くためだけのアピールという場合もあるからです。
これは状況証拠を揃え、話し合いの場を設けてようやく本音を聞き出せます。
証拠が揃ったら両親+息子夫婦で話し合いの場を作る
嫁と息子を二人にしてはいけません。
嫁に嘘はつけても親に嘘はつけないという人は多く、両親がいることで息子の本音が出てくるという場は良くあるのです。
そして、浮気の証拠は話し合いの序盤で全て出してはいけません。
「実は浮気しているかもしれないという相談を受けていた。どういうことなんだ?」
と問いかけ、息子自身に話させることが大事になります。
大半は
「別に何もないよ」
と嘘をついてきます。むしろ嘘をつかせた方が良いです。
なぜなら、嘘をつかせた上で浮気の証拠を徐々に出すことで心が折れ、観念して本音を言うからです。
その上で浮気相手と一緒になりたいと言われたら?
話し合いの段階でこのように言われた場合、息子の気持ちはかなり固まっています。
とはいえ、離婚するかどうかは奥さんに決定権があるので、それを聞いた上で奥さんがどうしていきたいのか聞きましょう。
もし奥さんが離婚しても良いです、というのであれば慰謝料や財産分与の話に移ります。
ですが、奥さんが離婚したくないというのであれば両親としてはそれを応援しなければいけません。ただし、
「◯◯(奥さん)がこう言っているんだから、もう一度しっかり考えなさい。」
と言うだけでは気持ちが固まっている息子には響きません。
そのため、いつまでに決着させるのか、期限を決めさせることがポイントになります。
そして、その場で息子夫婦のどこにズレが生じてしまったのかを話させるようにしましょう。
両親不在で息子夫婦の2人だけでその話をしても、喧嘩してうまくいかないからです。
話し合いを終えた後のアフターケアーとして、定期的に一緒にご飯を食べるなど、コミュニケーションを増やすようにしましょう。
期限が来ても夫婦の意思が合致しない場合は「別れさせ工作」も
あらかじめ設定していた期限までに色々試してみたものの、息子は離婚の意思が揺るがず、奥さんも離婚したくないという場合は「別れさせ工作」で息子と浮気相手を別れさせるという手段もあります。
不倫をしている浮気相手自身も辛い思いをしているため、息子とこれから先ずっと一緒にいるという覚悟がそこまで決まっていないという状況が多いです。
浮気相手に他の男性の選択肢を見せたら、辛い思いをしている分息子と別れるという決断をするでしょうし、この別れさせの難易度はそこまで高くありません。
2.息子が両親に離婚したいと言ってきた場合
息子がこう告白して来たとしても、浮気の事実はまず言いません。
慰謝料など自分が不利な状況になることがわかっているからです。
まずは冷静に息子の話を聞く
特に母親は感情的になりがちなので気をつけましょう。
息子が意を決して告白したのにも関わらず、
「あんた、子供や◯◯ちゃん(奥さん)をどうしようと思っているの!」
と話してしまうと、もう話す気がなくなってしまいます。
なので、あえて落ち着いて返すことが大事になります。
「そうんんだ、どうしたの?」
と話を聞く姿勢を見せることで”この人になら話をしても大丈夫だ”と思わせることが重要です。
次第に、奥さんへの不満を本音じゃなくても言ってくるでしょう。
それらをひとしきり聞いた上で、水面下の動きに移ります。
「一度こっちでも考えてみる」ぐらいの返事をしたら息子との会話を終えておきましょう。
ここからの行動は少々タイトなものになります。
息子から聞いたことを奥さんにすぐ話す
息子からの告白で聞いたことはすぐ奥さんに話します。
「実は息子からこういう話があった。◯◯ちゃんのことをこういうふうに言っていたんだけど、実際はどう?浮気とかしている節はない?」
と聞きますが、ここで奥さんが取り乱して暴走しないよう抑える必要があります。
「私たちがきちっと仕切るから、感情的になって△△(息子)に色々言わないようにしてほしい」しっかり言っておきましょう。そして、私たち両親はあなたの味方である、ということを奥さんに伝えて安心させましょう。
この時に、奥さんから息子が浮気している気配があるかどうか、証拠を集められそうかどうか確認しましょう。
仮に「今のところ心当たりないです」と奥さんが言ったとしても、今までアンテナを張っていなかっただけで、少し意識してみると見えてくることもあるので浮気の可能性を提示するのは大事になります。
それでも全く浮気の気配が見えてこない場合は浮気調査の利用も検討しましょう。
浮気していることが判明した場合は前章で解説した通り、両親含めての話し合いに移っていきます。
本当に浮気していないことがわかった場合、浮気調査をしたことを話さずに
「これからの二人について話をしていきましょう」と話を進めていくべきです。
あくまで共通することは、浮気の事実を特定していない段階で「浮気しているんじゃないんでしょうね」と詰め寄るのは決して良い方向には進まない、ということです。
浮気調査は本人の本音を引き出すための道具として考える
奥さんにとって、旦那が何を考えているか分からないことが一番のストレスです。
離婚が決まってしまえば、慰謝料や財産分与は大変ですがそこまで大きなストレスにはなりません。
浮気しているかどうかが分からない、離婚したいのかどうかが分からない状況を打破するために、順序を守って少しずつ情報を集め、整理していく必要があります。
「浮気の有無を水面下で確実にする」→「両親と息子夫婦で話し合う」という順序さえ守れば、どう解決するかは別として、状況がこんがらがることはありません。
この時、感情をぶつけて解決することはないので、淡々と冷静に話し合いを進めることが何よりも大事です。
弊社は浮気調査会社ですが、「浮気調査までのプロセスをどのように進めたら良いか分からない」という方でも是非相談していただければと思います。
もちろんお金はいただきませんし、メールでも相談できます。これまでの状況をお伝えください。
この時、依頼を前提としていなくても構いません。世の中には浮気調査を行うまでのプロセスを解説してくれている情報が極めて少ないため、我々が皆さんのお役に少しでも立てたらと思います。